俳句の実作者で、
ブルーオーシャンとか、ポジショニングとか、作風とか、
まるでマーケティングのように
自作についていろいろ考えるのが好きなひとがいる。
もちろんそれはそれでいいと思うけど、
戦略ありきで作品をつくるというのは
なかなか窮屈なものだし、
俳句とは、作者の意図が
作品からかんたんに透けて見えてしまう文学であり、
読者に容易に見破られてしまう。
だから、例えば10分、考える時間があるならば、
その10分で十句つくった方が
遥かにいいんじゃないかなと私はおもう。
いかにも多作多捨な考えかただけれども。

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