広告主へのプレゼンテーション。
ぼくでいうと、主にコンセプトやコピーのご提案。
これ何回やっても、しゃべりはじめるまで緊張しますよね。
どうやったら悪い緊張をしなくてすむか?って
かんがえて、
あ、そうだ、プレゼンって「説得」に行くんじゃなくて、
「何かいいこと教えてあげる」
そういうおたがいにたのしい時間なんだ。
と思って、挑むことにしました。
先方さんのとこに向かうまで、また、
プレゼンがはじまって自分のしゃべる番が
まわってくるまで、
「うまくしゃべれるかなー」ってドキドキするんじゃなくて、
「いいこと教えてあげる」「いいこと教えてあげる」と
念じてみるんです。
この呪文はちょっとだけ気を楽にしてくれました。
悪くない。悪くない。でもやっぱりまだ緊張に支配されてる。
そこで最近やってみてるのが、これです。
じぶんの番がまわってくるまでときどき
ほほえんでみる。
ほほえむと言っても、口角をほほえむようにちょっと上げるだけ。
ほら、よく
脳は脳だけでものを感じたり、考えたりするんじゃなくて、
むしろからだの動きが脳の感じ方や考え方を左右するって
言うじゃないですか。あれを取り入れてみようと。
口角をあげる。すると、その運動にうながされた脳が
「あ、いま、たのしいときなんだ」と誤解する
みたいな仕組みで、
これけっこう効果あります。
ずらりといならぶ先方さんを前にしても、
口角を上げるだけで、
ぱあっと実際たのしい気持ちになってくる。
からだが先、脳があと。
思ってるより人間って単純にできてるはずだし、
だとしたら、素直にその仕組みに
乗っかってみるのもいいかなと。
ちなみにでいうと、
この口角上げ、ぼくにはモデルがいて、
小室哲哉さんのほほえみをイメージしてやってます。
小室さんって舞台あいさつなんかでお辞儀をするとき、
んーって口を閉じて口角を上げるんですね。
そのときの表情の謙虚な感じと自信のバランスがよくて、
見ててかっこいいなあっておもって。
なので、緊張してきたら小室さんイメージで口角上げ。
これ一回やってみてもいいとおもいます。
それでこないだ、鏡の前でやってみたんですけど、
ぜんぜん小室っぽくなかった…がっかり

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